累計販売個数100万本を超えた超人気のharuシャンプーを成分解析します。
haruシャンプーにはキャピキシルをはじめ豪華な頭皮ケア成分の数々から白髪や薄毛への効果も言及されることが多いのですが、その辺についてもしっかりと解説していきます。
haruシャンプーの成分はどんな特徴があるのか
成分解析からわかる合う人合わない人
haruシャンプーに処方されているキャピキシルについて
haruシャンプーは脂性肌には合わないのかどうか
haru シャンプー キャピキシルの成分解析
特徴的な補修保湿成分
haruシャンプーの特徴的な補修保湿成分や頭皮ケアをサポートする成分を抜き出しました。
加水分解シルク
- お肌、髪の保湿効果、被膜形成効果のある補修成分。ダメージを受けた毛髪(特にキューティクル)を補修し、ハリ・コシ・ツヤを与えます。
加水分解コンキオリン
- 真珠エキスとも言われる水溶性のポリペプチド。お肌を保湿し、しっとり感、スベスベ感を与えるだけでなく、髪のツヤ・損傷したキューティクルの補修効果があります。
キャピキシル(アセチルテトラペプチド-3、アカツメクサ花エキス)
- カナダのルーカスマイヤーコスメティクス社が開発した成分。薄毛の原因となる酵素の生成を抑制する「アカツメクサ花エキス」と髪の毛を作る毛母細胞の再生を促す「アセチルテトラペプチド-3」の2成分からなる原料です。ルーカスマイヤー社が公開した実証実験データでは国内で唯一発毛効果を認められているミノキシジルの3倍の効果があったとされています。
リンゴ果実培養細胞エキス
- 整肌成分として処方されている植物性幹細胞培養液。抗酸化作用が高いことから、エイジングケア化粧品にもよく処方される人気の高い成分です。
ヘマチン
- カラーやパーマ後の残留成分を除去し施術後のダメージを抑える効果、カラーやパーマの持ちを良くする効果もあります。その他、波状毛にへマチンを用いて直毛化したというデータもあります。またメラニン色素を活性化させる酵素を活性化させるため白髪にも効果的とされています。
haruシャンプーの補修保湿成分は美容室専売品と並べても見劣りしない、むしろ上回っているようにも見えるような豪華な内容です。
エイジングケア化粧品にもよく含まれるリンゴ果実培養細胞エキスをはじめとした整肌作用のある保湿成分や各種エキス類の数々。
微量ではありながらもダメージケア、カラーパーマの持ち、波状毛のうねり改善に効果があるヘマチン、頭皮のお悩みをサポートするキャピキシルの配合がされています。
頭皮ケア効果、ダメージ補修効果にそれぞれ豪華な成分ばかり処方されているのがポイントです。
「キャピキシル」とは、化粧品や健康食品を取り扱うカナダの会社『LUGAS MEYER COSMETICS(ルーカスマイヤー)』が開発した、育毛に効果的な化粧品原料です。
同社の自社実験において、薄毛の治療薬としても使われる「ミノキシジル」のおよそ3倍の効果を発揮したことで、国内の育毛剤業界でも注目を集めました。
まずこの章では、話題の成分キャピキシルの、
を解説していきます。
1-1 キャピキシルの効果
キャピキシルは、ハーブやアミノ酸などの天然成分由来の、育毛効果が期待される化粧品原料の1つです。
キャピキシルは複合成分で、
・アカツメクサ花エキス
・アセチルテトラペプチド-3
という、2種類の成分から作られています。
これら2つの成分は、それぞれ以下のような異なるアプローチで薄毛をケアすることができます。
◆アカツメクサ花エキス
…ビオカニンAという成分が、薄毛の原因物質DHTを生成する「5αリダクターゼ」を抑制する。
➨脱毛の進行を止める
◆アセチルテトラペプチド-3
…強力な細胞修復作用で、髪を作る細胞(毛母細胞)の再生を促す。
➨発毛しやすい頭皮環境に整える
上記の通り、キャピキシルは、脱毛の進行を止めつつ発毛しやすい頭皮環境に整えるという、2つのアプローチでの薄毛対策が期待できます。
また、これらのほか、頭皮の免疫を正常に整え髪の成長を促す効果も確認されていますよ。
1-2 ミノキシジルとの違い
ここでは、AGA治療薬として有名なミノキシジルとキャピキシルには、どのような違いがあるのかを見比べてみましょう。
両者には、以下の表のように、原料の扱いから薄毛への働き、副作用の有無にさまざまな違いがあります。
◆キャピキシルとミノキシジルとの比較
成分名 | キャピキシル | ミノキシジル |
区分 | 化粧品原料 | 医薬原料 |
成分 | ・アカツメクサ花エキス ・アセチルテトラペプチド-3 |
ミノキシジル のみ |
働き | ・抜け毛を抑制 ・細胞の修復効果による育毛促進 |
・血行促進による育毛 ・髪を作る毛母細胞の活性化による発毛促進 |
副作用 | なし※原料に対するアレルギー反応などを除く | あり(男性機能障害、吐き気、めまいなど) |
女性の使用 | 可 | 不可 |
最大の違いは、「副作用の有無」です。
ミノキシジルは医薬品として用いられるほど効果が高い分、男性機能障害や吐き気などの副作用が確認されており、人によっては使用できないケースも。
一方、植物由来エキスがベースのキャピキシルは、まつげ美容液にも使われており比較的、安全性が高い成分と考えられます。
また、ミノキシジルは女性は使用できず男性向けの成分ですが、キャピキシルは性別を選ばず使用できるのも特徴的です。
ミノキシジルについてより詳しく知りたい方は、「ミノキシジルの効果とは|実際に使用した際の発毛効果と副作用を解説」をご覧ください。
haru シャンプー キャピキシルに期待できる効果
haruシャンプーにはキャピキシルと呼ばれる原料が処方されています。
キャピキシルは開発元であるカナダのルーカスマイヤーコスメティクス社の実験データでは日本で唯一発毛効果の認められているミノキシジルのよりも3倍効果があったと発表されています。
ルーカスマイヤーコスメティクス|キャピキシルのデータ
また、ミノキシジルには副作用のリスクがあるのに対してキャピキシルには副作用もありませんので、高価なスカルプケアアイテムには使われていることが多いです。
ただ、このデータはシャンプーに含まれる濃度の話ではないのであまり期待はし過ぎない方が良いかと思います。
過激に誇張しているWEBサイトでは白髪や薄毛に効果的とされていますが、そもそもの話シャンプーではそのどちらも訴求することも効果を担保することも不可能です。
また頭皮用美容液ならともかく、シャンプーは洗い流す化粧品。お肌に効果的な成分であっても流れてしまうため高い効果は期待できないと思います。
これはharuシャンプーに限らずですが「薄毛」「白髪」が変化するほどの効果を発揮できるシャンプーは存在しません。
とはいえ、データも出ていて頭皮ケアのサポートとしては優れていることは間違いないので「シャンプーとしての評価」が下がることもないかなと思います。
長期間じっくり髪を育てていく感覚で薄毛や白髪に悩まれている方がharuシャンプーを手に取るのは選択としてはむしろアリです。
シャンプーは基本的には髪と頭皮を洗うアイテム。薄毛や白髪が気になる人はharuシャンプーで頭皮環境を整えながら、頭皮用美容液なども使いながらケアしていくのが最も好ましい選択だと思いますよ!
haru シャンプー キャピキシル|こんな人におすすめ
- ダメージで髪がきしきしする人
- カラーやパーマを定期的にしている人
- 白髪や薄毛が気になる人(効果の担保ではなく頭皮環境を整える効果として)
- 毛先をしっとり保湿したい人
- 髪にコシが欲しい人
- うねりが気になる人
haruシャンプーの使用感の特徴として毛先はしっとりまとまるのに根元はふんわりするところです。
ただ、しっとり感が強いだけでなくコシ感も感じられるから「うねりやパサパサが気になるけどぺたんこになりたくない!」という複雑な髪のお悩みにも適していました。
だから、このサイトでも色んなランキング記事でも上位にしています!
haruシャンプーはあくまでも化粧品分類のシャンプーだから即効性には期待できないけれど、じっくり髪を育てていく土台づくりのサポートアイテムとしては非常に優れていると思います。
ネット上にある誇張しすぎた表現を信じた人が購入して「haruシャンプーは効果がなかった!!」「haruシャンプーでは白髪は治らない!!」「haruシャンプーで薄毛が減らないじゃないか!」と悪い口コミを言ってるんだと思いますよ。
そもそも、上記のお悩み全部を改善できる即効性のある効果があれば3000円程度で買えるわけがないし、分類としてシャンプーの域を超えてしまっていますよね・・・。
薄毛や白髪といったお悩み派の体の内側に起因するお悩みなので食生活や睡眠が実は一番大事。
そのうえで頭皮用美容液を使い、頭皮マッサージを行うことで血流をアップさせることが不可欠。
そして、美容液やマッサージの効果を最大限活かすために、土台はharuシャンプーが作る!
という感じでシャンプーだけに頼らず、じっくりと髪を育てる感覚で使っていくのがharuシャンプーにおすすめの使い方ですね。
頭皮ケアサポートしては普通に良いシャンプーなので成分が気になっていた人は安心して使って良いと思いますよ!
私も気に入って継続中!きしきしせずに髪がつるんっとまとまりました!